2012年2月18日 新宿首都医校北校舎
フォローアップ研修会無事終了しました。23名の参加者がありました。10名位の方たちが12時半ごろ見えて、お弁当を一緒に食べながら、歓談しました。-音読アプリやIPTalk, IPadの地図などの説明をくれて、わたしたちは実際にさわったりしました。50音表による打ちこみもタッチパネルで便利です。
今年は会話パートナーの基礎を学びたい、という要望を取り入れました。4つのグループに分れて、1時半からは「まずい会話パートナー」のDVDや実演を観察、検討しました。切り取られた場面でわかりずらい時もありましたが、日ごろの接し方の反省になったと好評でした。
3時からは交流会。そのままの小さいグループでほぼ1時間自己紹介と自分の活動の様子を話してもらい、4時からグループで出た疑問、葉書に書いてあった質問を話-しあいました。
地域で活動を拡げたいがどうしたらいいのか、失語症の様子がよくわからない初対面の人に対しどのように対応したらいいか、パートナーとしてのモチベーションがさがっているがどうしたらいなどの質問がありました。先輩CPさんがよい意見を出して-解決の糸口になったようでした。いつもよりたっぷり時間をとりましたので、よく交流できたようです。全体で20分オーバーし終了しました。
年に2回ほど交流会をやりたい、というかたが半数ほどいたので、来年はまたミニ研修会もできればいいと考えています。
「2011年度 失語症会話パートナー養成講座」終了
2011年10月1日〜11月26日 (講習5回+研修1回)
新宿首都医校北校舎
2011年度の「失語症会話パートナー養成講座」は11月26日に無事終了し、11名の失語症会話パートナーが誕生しました。今期も、昨年度の引き続き、「少人数・
実践的・親切丁寧」をモットーに、下記の内容で実施しました。受講者の皆様はとても熱心に学ばれ、終了時のアンケートでは、「ステップを踏んで丁寧に教えて頂いたので安心してひとつひとつ覚えられました」「講義だけでなく演習が多いのがよかったです」「短期間で失語症に対するゼロの知識が深まり、実際に失語症の方と接することによって関心が広がっていきました」「この内容なら受講料は安いです」「受講して本当によかったです。微力ですが協力させて頂きたいです」といった感想を頂戴しました。
修了された皆様は、早速、和音のサロンや失語症友の会などでボランティア活動を始めて下さることになっており、失語症の方の頼もしいパートナーとして活躍されることが期待されています。
≪講座内容(全5回)≫
第1回 『失語症について』『失語症会話パートナーとは』
第2回 『コミュニケーションの工夫と手段@』
第3回 『コミュニケーションの工夫と手段A』『失語症の人との実際の会話練習@』
第4回 『失語症から起こる様々な問題』『失語症の人との実際の会話練習A』
第5回 『リハビリや社会資源について』『コミュニケーションの工夫と手段B』『講座のまとめとボランティアの心得』 修了証授与
*研修は、講座期間中に失語症友の会や会話サロンを1回見学する2011年12月10日 新宿首都医校北校舎
12月10日(土)、首都医校北校舎にて今年度2回目の講座「失語症の理解とケア」が終了しました。当日は、介護職員、作業療法士、ケアマネージャー、ご家族など19名の
方が受講されました。
前半の講義に続いて、コミュニケーションのとり方をロールプレイで練習し、午後には当事者との会話実習を行ないました。
受講生の方たちからは、ロールプレイで「自分が失語症役を行なうことで、相手の気持を考えるという基本姿勢を改めて考え直しました」、会話実習を終えて「自分の接し方に少し自信がもてた」、「良い経験になった」、「明日の臨床に活かしたい」などのご意見をいただきました。 本講座の特徴の一つである会話実習は、初対面の失語症の方との会話ですので、はじめは緊張される受講生もいらっしゃるようでした。しかし、実習が始まると次第に笑い声が溢れ出し、終わってみると「もっと会話を体験したい」というおっしゃる方が大勢いらっしゃいました。
ご家族のための失語症セミナー
2011年9月11日 新宿区立障害者福祉センター
9月11日、第6回 ご家族のための失語症セミナーを実施しました。発症後間もない方からすでに20年近くになる方まで幅広い年代のご家族が参加されました。それぞれの経験や悩みを語りあい、利用できる制度や病院の情報などを交換し、簡単にできるコミュニケ−ションのコツも学ばれました。
高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー開催
2011年7月3日 立川市女性総合センター・アイム
7月3日(日)立川市女性総合センター・アイムにて、立川失語症さくら会との共催で「高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー」が開催されました。定員を上回る60名余りの方が参加されました。講義では、聴覚障害、認知症、構音障害、失語症、それぞれのコミュニケーション障害の特徴の説明や障害を補う機器の紹介があった後、実技を交えて障害に合わせた会話のコツの指導がありました。参加者からの感想は、「補聴器以外の補助機器があるのをはじめて知った」、「コミュニケーションには言葉だけでなくジェスチャーも大事だと学べた」など具体的なものの他、専門職の方からは「さっそく明日からの仕事に実践していきたい」、「専門知識の少ない方たちに対し自分自身がアドバイス・説明すべき領域のヒントを得た」などの嬉しい感想を多数いただきました。
講座「失語症の理解とケア」Aコース開催
2011年6月25日 新宿首都医校北校舎
6月25日(土)、首都医校北校舎にて講座「失語症の理解とケア」が終了しました。今年度から内容をギュッと凝縮し1日の講座としての開催です。
募集20名のところ30名を超すお申込みをいただきました。
定員を増やし、当日は、介護職員、歯科医師、作業療法士、の方など26名の方が受講されました。
講義のほか、ロールプレイ、当事者との会話実習と、参加型のプログラムに、皆さん積極的に参加され、真剣ななかにも、笑い声があふれていました。受講された方からは、「これまでは回復ばかりが気になったが、今の状態を受け止め新しいスタートを切りたい」(ご家族)、「ロールプレイ中心の講座がなかなかなく、とても良かった」(ケアワーカー)、「明日からの臨床に役立てたい」(作業療法士)などのご意見をいただきました。写真は、当日各グループで会話実習のお相手を務めてくださった失語症講師の方々です。 今年度2回目の講座は12月10日に行ないます。ご受講をお考えの方は是非お早めのお申込みをお待ちしております。
失語症の方のご家族のための
サポートセミナー開催
2011年1月23日 新宿区立障害者福祉センター
1月23日、第5回 失語症の方のご家族のためのサポートセミナーを実施しました。
今年は比較的ご高齢の失語症の方を身内にもつご家族が多く、熱心に情報交換をしたり、悩みを語り合ったり、外の寒さを忘れる熱気でした。
「失語症会話パートナー養成講座」
今年度無事終了
2010年9月11日〜11月13日 (講習5回+研修1回)
新宿首都医校北校舎
今年度の「失語症会話パートナー養成講座」は11月13日に終了し、13名の失語症会話パートナーが誕生しました。養成講座を始めて11年が経過した今期は、講義内容はそのままに、講座の形態を試行的に見直し、受講者の定員を15名に半減、期間も半年近くかけていたものを2カ月で終了するように実施しました。受講者の皆さんは、隔週土曜日の午後に3時間半、全5回の講習会に参加しなければならず、大変だったと思います。しかし、終了時のアンケートには、「少人数で指導を受けることが出来て大変勉強になった」「和やかな雰囲気の中で、充実した講習を受けることが出来たことに感謝します」「今まであった不安がなくなり、失語症の方との会話を楽しめるようになった」など、私どもが目指した“少人数”“実践的”“親切丁寧”が伝わる感想を頂戴しました。 また、「失語症の方の思いを知った者として、これから少しでも力になりたい」「失語症について社会の理解を深める事が大切だと感じた。今後ボランティアを通して、何かしらお役に立つことができれば嬉しい」「失語症の方の笑顔が増えるように続けていきたい」など、今後の活躍が期待できる頼もしい感想も多く寄せられました。
≪講座内容(全5回)≫
第1回 『失語症について』『失語症会話パートナーとは』
第2回 『コミュニケーションの工夫と手段@』
第3回 『失語症から起こる様々な問題』『失語症の人との実際の会話練習@』
第4回 『コミュニケーションの工夫と手段A』『失語症の人との実際の会話練習A』
第5回 『リハビリや社会資源について』『ボランティアの心得』 修了証授与
*研修は、講座期間中に失語症友の会や会話サロンを1回見学する
2010年8月21、28日 新宿首都医校北校舎
今年は、講座「失語症の理解とケア」を同じ内容でAコース、Bコースの2回行います。その第1弾、Aコースが8月21日(土)、28日(土)に新宿の首都医校北校舎にて開催されました。看護師、介護士、ご家族など23名の方が参加されました。
講義の他に、コミュニケーションの取り方を学ぶロールプレイ(演習)、2日目の午後には実際に「失語症の方との会話」を行っていただきました。2〜3名の受講生に対し1人の失語症の方が会話相手を務めてくださり、実践方式での講座は終了しました。受講された方からは、「わかりやすい講義でした」、「実際に失語症の方とお話できるのがとても良いと思います」、「1日目の講習後、施設の利用者とメモをしながらコミュニケーションを図ったところ『ありがとう』と言われて胸がギュッとなりました」などの感想が寄せられました。 Bコースは12月4日(土)、11日(土)です。皆様のご参加をお待ちしております。
高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー開催
2010年7月 4日 かつしかシンフォニーヒルズ別館
7月4日(日)、かつしかシンフォニーヒルズにて「高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー」が開催され、約50名の方が参加されました。講義では、聴覚障害、認知症、構音障害、失語症、それぞれのコミュニケーション障害の特徴の説明や障害を補う機器の紹介があった後、実技を交えて障害に合わせた会話のコツの指導がありました。参加者からは「内容が一般の方(医療関係者以外)にもわかりやすい」、「病気の事をふまえたコミュニケーション方法を学ぶことが出来、より実践的なセミナーでした」、「今後の仕事に役立てる事ができる」、「もう少したっぷり時間をかけて各々についてより深いお話を伺いたかった」などの感想が寄せられました。
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