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言語障害者の社会参加を支援するパートナーの会

NPO法人 和音

和音トピックス

失語症コミュニケーション支援講座・家族交流会
2016年6月4,18日 首都医校

 平成28年度6月の「失語症コミュニケーション支援講座」の基礎講座、実技講座を開催しました。今年度も新宿区社会福祉協議会より赤い羽根共同募金の地域福祉活動費の助成を頂きました。

 4日の基礎講座は21名、18日の実技講座は15名の参加でした。講座の前後に簡単な◯×形式の質問に答えてもらいます。ほとんどの方が実技講座終了後には9割以上の正答となりました。

 実習へと進まれたのは6名でした。ステップアップ方式なので、以前に基礎と実技を受講し、今年は実習だけを受講するという方が3名います。実習は各々ご希望の失語症のグループ(友の会や自主的なグループ)に参加して、現場での支援の仕方を学びます。失語症も百人百様なので、様々な人と出会い、様々な発見とふれあいを経験されることでしょう。

 基礎講座終了後の家族交流会には、3名の方が参加されました。発症まもない方のご家族で、発症時のこと、現在のご様子、転院や今後の生活への不安などを話されました。和音の相談事業や失語症友の会の情報、参考書籍などについてお伝えし、あっという間の1時間でした。

次回は2016年11月5日と19日に開催します。今回参加できなかった方は是非お申し込みください。

  


高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー 開催報告
20161月24日 東村山市市民ステーションサンパルネ コンベンションホール

2016年1月24日(日)PM1:00〜5:00に、草の根事業育成財団より助成金をいただき、東村山市社会福祉協議会、小平市社会福祉協議会、北多摩失語症友の会「あすなろ」の後援と東村山難聴者の会「悠々」、東村山要約筆記サークルゆいま〜るの賛同を得て、「高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー 〜基礎知識と会話のコツ〜」を東村山市市民ステーションサンパルネにて開催し、当日69名の方が参加されました。和音の講座は初in東村山でした。

<プログラム>

第1部 高齢者の難聴とその対策
( 専門学校首都医校 言語聴覚学科 相樂多惠子 )
第2部 認知症の方と上手にコミュニケーションをとるために
( 帝京平成大学言語聴覚学科、順天堂医院メンタルクリニック 植田恵 )

閑話 北多摩失語症友の会「若竹」の失語症者たちによる詩の群読
第3部 失語症・構音障害によるコミュニケーション障害
( 新天本病院、NPO法人和音理事 佐藤ゆう子 )
第4部 コミュニケーション障害がある人との会話のコツ
( 新天本病院、NPO法人和音理事 佐藤ゆう子 )

1部:高齢者の難聴とその対策では、難聴の方の聞こえ方の特徴、それへの対応法の解説があり、聴覚障害を補う機器の展示もしていただきました。第2部:認知症の方と上手にコミュニケーションをとるためにと第3部:失語症・構音障害によるコミュニケーション障害では、それぞれの症状の特徴をつかみ、障害に合わせた対応方法の講義をしていただきました。その途中で休憩時間をはさみ、北多摩失語症友の会「若竹」のみなさんに日ごろの活動の様子を紹介していただき、詩の群読を披露していただきました。そして、第4部:コミュニケーション障害がある人との会話のコツでは、受講生同士でテーブルごとに6,7名程度のグループに分かれ、言語聴覚士のチューターの助言を受けながら、コミュニケーションの実技練習を行っていただきました。さらに、休憩時間には、パソコン工房「ゆずりは」より、会話支援リソース手帳などのお役立ちグッズの販売も行っていただきました。受講生からの感想では、若竹の皆さんの詩の群読が良かったなどうれしい感想をいただき、総じて好評でした。若竹の群読を仕切った失語症の詩人、渡辺さんのホームページは以下からご覧いただけます。

http://koh-shitsugosho.jimdo.com/



平成27年度「失語症コミュニケーション支援講座」
2015年6月,11月 首都医校

 平成27年度「失語症コミュニケーション支援講座」は、新宿区社会福祉協議会より赤い羽根共同募金の地域福祉活動費の助成を頂き、6月と11月に2日間ずつ開催しました。1週目の土曜日に基礎講座、3週目に実技講座を行い、さらに希望者は引き続き失語症の方々のグループで実習されています。1週目には家族交流会も行います。
 基礎講座では失語症の原因やメカニズムのほかに、どんな症状があって、生活する中でどんな困難に直面するのか、ご本人やご家族の実際のビデオを数多く使い、理解していただきます。その後、基本的なコミュニケーションのコツをロールプレイで学びます。
 実技講座では基礎講座を踏まえて、さらに失語症に特有のコミュニケーションの工夫を学び、学んだ技術を使って実際に失語症の方と話す経験をします。写真はその会話の風景です。各グループごとに、専門の言語聴覚士が横でアドバイスをします。
 このステップアップ方式に変更して3年目に入り、去年基礎講座を受けたので、今年は実技を受講しようなど、計画的に継続して失語症のコミュニケーション支援を考えてくださる方も徐々に増えてきました。次回は2016年6月と11月に開催します。今回参加できなかった方は是非お申し込みください。

       
 

和音10周年特別企画フォローアップ終了
2015年3月10日 新宿区立障害者福祉センター

 3月10日、新宿区立障害者福祉センターで和音10周年特別企画フォローアップが行われました。今回はいつもとはちょっと違ったプログラムでした。参加者は会話パートナー33名、主に和音のサロンに来ている失語症の方たち26名、その家族11名、和音関係STが12名と総勢79名でした。
 まず、副代表の塚田さんは和音がどのように会話パートナーの養成を始めたか、写真満載のパワポを使って説明してくれました。それから参加者全員の自己紹介があり、活動場所紹介ではそれぞれサロン、友の会、会議の板書、訪問に関わっている会話パートナーから報告がありました。
 昼ごはんはお赤飯のお弁当に舌鼓。午後は5、6名のグループで会話パートナーと失語症の方たちの会話タイム。始めて会う失語症の人たちとの会話はお互いに苦労はありましたが、講座でならったことを思い出しつつ、どのグループも会話が弾んでいたようでした。後で失語症の方たちに感想を聞くと、「会話が出来るのはとても良い」と感じている一方、「言おうとしていると、こうなの?ああなの?と先に聞いてくるのはいや」、「失語症の人同士で話している間に入ってごちゃごちゃいわないでほしい」などのご意見もありました。
 次に会話パートナー泉さんのリードでリラックスタイム。まずは「NHKの皆の体操」。それから、文字のマッチングの神経衰弱。よく工夫され、だれもが楽しめるゲームでした。
 ここから表彰式。和音の活動に協力してくれた失語症の人たちに田村代表から感謝状が送られました。
 この後、会話パートナー同士の話し合い。和音の会話パートナーは「地域」がないのでまとまりにくい、会話パートナーも大事だがまず失語症についての啓発が大事、自覚を促すため登録制にしてはどうか、「会話パートナーの自主グループ」を再開しては、MLがなぜ活発に使われないのか、などの活発な意見が出ました。しかし、長く活動している会話パートナーは実力を蓄えて来ていることを実感した時でもありました。
 この10年、会話パートナー講座を行うところも、会話パートナーの数も増えています。国でも必要性を考え始めたところです。今回の話合いが会話パートナー活動の活力のきっかけとなり、失語症の人たちのコミュニケーション支援がさらに広がってほしいと思います。(フォローアップ担当 野副)

参加者全員入っての記念撮影

 
高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー 開催報告
2015112日 稲城市立iプラザ2F大会議室

2015年1月12日(祝)PM1:00〜5:00に、草の根事業育成財団より助成金をいただき、多摩市失語症友の会「こだま」および稲城市社会福祉協議会の後援を得て、「高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー 〜基礎知識と会話のコツ〜」を稲城市立iプラザにて開催し、当日65名の方が参加されました。和音の講座は初in稲城でした。

<プログラム>

第1部 高齢者の難聴とその対策
( 専門学校首都医校 言語聴覚学科 相樂多惠子 )
第2部 認知症の方と上手にコミュニケーションをとるために
( 帝京平成大学言語聴覚学科、順天堂医院メンタルクリニック 植田恵 )
第3部 失語症・構音障害によるコミュニケーション障害
( 専門学校首都医校 言語聴覚学科、NPO法人和音副代表 小林久子 )
第4部 コミュニケーション障害がある人との会話のコツ
( 専門学校首都医校 言語聴覚学科、NPO法人和音副代表 小林久子 )

1部:高齢者の難聴とその対策では、難聴の方の聞こえ方の特徴、それへの対応法の解説があり、聴覚障害を補う機器の展示もしていただきました。第2部:認知症の方と上手にコミュニケーションをとるためにと第3部:失語症・構音障害によるコミュニケーション障害では、それぞれの症状の特徴をつかみ、障害に合わせた対応方法の講義をしていただきました。そして、第4部:コミュニケーション障害がある人との会話のコツでは、受講生同士がペアとなって、言語聴覚士のチューターの助言を受けながら、コミュニケーションの実技練習を行っていただきました。さらに、休憩時間には、パソコン工房「ゆずりは」より、会話支援リソース手帳などのお役立ちグッズの販売も行っていただきました。受講生からの感想では、明日からの会話に生かしたい」という力強いお言葉を筆頭にうれしい感想を多数いただきました。

失語症コミュニケーション支援講座 、家族交流会
2014年11月1,15日 首都医校

 新宿区社会福祉協議会より助成金を頂いて下期「失語症コミュニケーション支援講座」を開催することができました。11月1日に基礎講座を行い、15日に実技講座が行われました。基礎講座は28名、実技講座は24名の参加となり、両講座とも定員を大きく上回る参加者数でした。
 また、基礎講座の後に行われた家族交流会には11名の方が参加されました。
 今回は読売新聞に載った記事がきっけけで参加された方も多かったようです。
 この後、失語症会話パートナー講座修了を目指して13名の方が実習に向かわれます。
 次回は2015年6月6日、20日に開催します。今回参加できなかった方は是非お申し込みください。事前受付はメールにてお申し込みください。詳細決まり次第ご連絡差し上げます。

当事者講師を囲んでの記念撮影

 
 
 
 
第2回 全国失語症会話パートナーのつどい〜新たな連携と活動の展開〜
2014年9月14日 戸山サンライズ

 
 
 
 和音の設立10周年を迎えるにあたり、「第2回全国失語症会話パートナーのつどい」が戸山サンライズにて開催されました。
 全国から集まった会話パートナー68名をはじめ、ご家族やSTを含め総勢79名が参加し、遠くは北九州や高知からの参加者も。午前中は各団体の活動紹介からはじまり、グループディスカッションでは、日ごろの活動について活発な討議が行われ、お昼もお弁当を食べながら歓談は絶え間なし。
 午後はコミュニケーションを支援するためのワークショップとして、「コミュニケーションを支援するグッズ:スマホ・タブレットを使おう」と「コミュニケーションを支援する技術:簡単イラスト講座」の2つの講座に分かれて日ごろの活動に即役立つテクニックを学びました。その後はパネルディスカッション「失語症会話パートナーの活動の広がり」と題し、魅力的な実践を行っている会話パートナーの皆さんからのお話を伺いました。
 全国から会話パートナーが集まり、互いに初対面の方同士の中で活発な交流がなされた一日でした。 
失語症コミュニケーション支援講座 、家族交流会
2014年6月7,21日 首都医校

 今年度も新宿区社会福祉協議会より、助成金を頂いて上期「失語症コミュニケーション支援講座」を開催することができました。6月7日に基礎講座を行い、21日に実技講座が行われました。基礎講座は15名、実技講座は16名の方々が受講されました。
 また、基礎講座の後に行われた家族交流会には5名の方が参加されました。
 今回の受講者の皆さんも熱意あふれる方々ばかりでした。この後、失語症会話パートナー講座修了を目指して6名の方が実習に向かわれます。
 次回は11月1日、15日に開催します。今回参加できなかった方は是非お申し込みください。
 
 
 
 
全国失語症友の会連合会「東京多摩大会」にブースを出しました。
2014年6月7-8日 多摩永山情報教育センター

 全国失語症友の会連合会の全国大会「東京多摩大会」が多摩永山で二日間にわたり、開催されました。多摩市長のご挨拶もいただきながら、今回は様々な取り組みを行っている友の会の活動紹介、失語症ライブなどがありました。また二日目のシンポジウムでは、「失語症者が今必要なこと」というテーマで、お父様が失語症だった小西国会議員からの発言があり、厚生労働省からの「意思疎通困難の方」支援を本格的に国が取り組む姿勢を示した事、東京都の取り組みの話し、当事者、家族からの発言もあり、活発な議論が行われました。
 「失語症ライブ」では大会に参加してくれた、和音の会話パートナー養成講座の卒業生二人が失語症の方と一緒に壇上にあがり、2人の失語症の方の横にくれました。その日の昼休みに突然、お相手の方と引き合わされ、お話しただけでしたが、2人のサポートでそのお二人は壇上ではスムーズに ライブに参加していました。2人の会話パートナーさんはさすがベテランの貫禄で、違和感なく、その場に入ってるように見えました。
 和音では会話パートナーのブースを出し、養成講座の紹介、会話パートナーの紹介、和音関係の出版物の配布などをしました。失語症支援カードを差し上げたり、じっくり相談を聞いたり、と、ブーズを出してよかったと思いました。


フォローアップ研修会開催
2014年2月22日 新宿区立障害者福祉センター

 2月22日(土)フォローアップ研修会を終えました。この週末また雪に見舞われないか心配でしたが、いい天気でした。1期生からまだ実習中の方まで24名の参加でした。
 前半は臨床心理士の吉田章子氏のお話でした。氏はこれまで病院、学校、児相など、相談業務に長く携わって来ました。その中で培われた「きく技術」のエッセンスを教えていただきました。「きく」と言っても、その内容はいろいろあること。また友達との何げない会話と困難を抱える人との会話には違いがあり、注意すべき点が明らかになりました。後半はあいずちの打ち方だけで話し手の話たい気持ちが変わることをロールプレイで実習しました。言語のやり取りの裏の意図や 気持ちまで考えながら会話をする大事さを学びました。質疑応答があり、最後に失語症の方の場合は、発話や理解に限界があるがそれにまどわされずその裏まで理解しようとする姿勢が必要なことを小林和音副代表から追加してもらいました。1時間余の講義でしたが、大変有意義で今後の活動にも役に立つものと感じました。講師の吉田先生からも後日メールで受講者がとても熱心なのに印象づけられたとの感想がありました。
 後半は4つのグループに別れ、自己紹介後、会話パートナーの楽しみ、難しさ、和音の会話パートナー同士がもっと繋がるにはどうしたらよいか、今年の和音10周年記念会話パートナー全国大会の企画でのアイディアなどを話し合いました。
 会話パートナー同士の交流では、固い勉強会だけでなく、楽しいイベント企画はどうか、近い地域の人たちで集まるのはどうか 、普段はあまり会えないけれどMLをもっと活用したらいいのでは、という意見が出ていました。
 会話パートナーの全国大会のアイデアでは他の場所の会話パートナーと意見交換したい、失語症の人の気持ちを聞きたい、失語症の人たちの劇やピアノ演奏はどうか、などいろいろ出てきました。また、マスコミなどで報道して会話パートナーのことを知ってもらうよい機会ではないのか、という意見も出ました。大会は9月14日に予定しています。最後に安保養成講座担当からも会話パートナーの皆さんも実行委員として参加してもらいたいとアピールがあり終了しました。参加者の皆さん、ご苦労様でした。(担当:松本 野副)
失語症コミュニケーション支援講座(家族交流会)
2013年11月2日 首都医校

11月2日コミュニケ−ション支援講座の1日目「基礎講座」終了後16時より、失語症の方のご家族や知人12名が参加されて交流会が開催されました。小グループに分かれ、ご自分の家族の経過や悩みを話し、様々なアドバイスが行き交いました。午前中からの講座参加の疲れも見せず、同じ悩みを持つ人同士の温かい共感に包まれた時間となりました。
失語症コミュニケーション支援講座
2013年11月2,16日 首都医校

 今年度コミュニケーション支援講座のうち、基礎・実技が盛会のうちに終了しました。
 平成25年11月2日に基礎講座、11月16日に実技講座を新宿駅西口の首都医校にて開催しました。両講座とも、予想を超えるお申し込みがあり、急遽定員を増員した結果、基礎講座は42名、実技講座は30名の方々が受講されました。
 両日ともロールプレイや失語症講師との会話は熱気にあふれ、終了後には、とても楽しく勉強できた、少人数のグループにSTがついて指導してくれたのでわかりやすかった、失語症の人と会話するときにすぐに役立てたい、という感想が沢山寄せられました
 
フォローアップ研修会開催
2013年2月16日 新宿区立障害者福祉センター

2月16日、北風の強い寒い一日でしたが、16名の会話パートナーさんが新宿区立障害者福祉センターに集まり、年に一度の会話パートナーフォローアップ研修会を行いました。参加人数は少なかったのですが、返ってて親密度が増し、よい会になりました。
 1部では返信葉書の「会話で難しいと感じる時」欄からの質問をまとめ、石戸STが返答してくれました。参加者で話し合いながら、考えを出し合った項目もありました。2部では「自主活動を場を作ってみよう !」というテーマで、会話パートナーの川合英子さん、並河好美さんにお願いして経験をお話tしていただきました。二人は指導するSTがいない会話の会に関わっており、出来方や、やり方、難しさなども話していただきました。お二人とも生き生きと活動に関わっている様子が伝わりました。希望者が2,3名いて、いくつかの条件をクリアしたら、小さな会話の会ができるのではないか、と感じました。今後の活動のひとつのやり方として参考になったかと思います。
最後の40分に分かれたグループで自己紹介や自分が属している会の話、会話パートナーになった動機などを話し合い交流していただきました。
 来年度は2回位研修会を持 ちたい、とのご希望が半数くらいいらっしゃいましたので、実現出来るよう予定を組みたいと思います。 
2012年度 失語症会話パートナー養成講座」終了
201210月6日〜201322日(講習5+研修2回)首都医校コクーンタワー

 2012年度の「失語症会話パートナー養成講座」は22日に無事終了し、16名の失語症会話パートナーが誕生しました。今期も、引き続き「少人数・実践的・親切丁寧」をモットーに、下記の内容で実施しました。受講者の皆様はとても熱心に学ばれ、終了時のアンケートでは、「失語症といってもいろいろな方がいることがわかった」「全く知識のない状態から、今回講座を受講してボランティアとして失語症の方々と接することが楽しいと思うようになりました」「とても楽しくたくさんの事を学べた。演習などで失語症の方と話をする時間が多くあり、とても充実して学べました」という感想を頂戴しました。また、失語症のあるご家族や仕事をもつ受講者からは「分かっているのか確認しつつメモをとりつつゆっくり話すことを心がけるようになりました」「ボランティア先での患者さんへの言葉のかけ方が、以前より楽になり、付き添いの方にほめられました」と即実践していらっしゃる嬉しい報告もありました。

 修了された皆様は、失語症の方の頼もしいパートナーとして、ボランティア活動を始めて下さることになっています。

≪講座内容(全5回)≫ 
1回 『失語症について』『失語症会話パートナーとは』
2回 『コミュニケーションの工夫と手段@』
3回 『コミュニケーションの工夫と手段A』『失語症の人との実際の会話練習@』
4回 『失語症から起こる様々な問題』『失語症の人との実際の会話練習A』
5回 『リハビリや社会資源について』『コミュニケーションの工夫と手段B』『講座のまとめとボランティアの心得』 修了証授与
*研修は、講座期間中に失語症友の会や会話サロンを2回見学

ご家族のための失語症セミナー
2012年9月9日 新宿区立障害者福祉センター

9月9日、第7回ご家族のための失語症セミナーを実施しました。発症後5か月という人から5年になる人、配偶者や息子・娘の世代のご家族12名が参加されました。前半は失語症についての知識や対策などの講演、簡単にできるコミュニケ−ションのコツの実習、後半は、小グループに分かれ、経験や悩みを語りあいました。本音を出せたことで、心がゆるんで気持ちが軽くなったという感想や、立場の違いによって感じ方やできることが違うのだと認識できたという感想をいただきました。セミナーと並行して会話パートナーの支援のもと失語症の人同士の交流会も実施し、参加した失語症の方のご家族から、理解してくれる人がいることを知り、閉じこもりがちだったご本人が前向きになったという嬉しいお便りも届きました。

高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー 開催報告
2012826日 大田区田園調布富士見会館 多目的ホール

826日(日)大田区田園調布富士見会館多目的ホールにて、大田区失語症支援の会「ひまわり会」との共催で「高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー 〜基礎知識と会話のコツ〜」が開催され、27名の方が受講されました。

1部:聴覚障害の基礎知識、難聴の方の聞こえ方の特徴、それへの対応法を具体的に機器も使って講義がありました。第2部:高齢者に多い、認知症、構音障害、失語症によるコミュニケーション障害についての講義があり、第3部ではそれぞれの症状の特徴をつかみ、障害に合わせた対応方法の指導と簡単な実技練習がありました。障害を補う機器類は展示紹介もされ、休憩時間には実際に手に取って試すことができました。

参加者の方からは「高齢者の言語聴覚障害についての基礎を学ぶことができ、勉強になった」 障害別に対応の仕方の違いが分かってよかった」 「家族にテレビの聞き方についてアドバイスできそうだ」 「コミュニケーション方法について思い込みで間違っていたことがあったことに気づくことができた」 「演習があって、いっそう内容が理解できた」などの嬉しい感想を多数いただきました。

講座「失語症の理解とケア」開催
2012年7月7日 新宿首都医校北校舎

7月7日(土)、首都医校北校舎にて講座「失語症の理解とケア」を開催しました。
当日は、障害者施設などの職員や介護職員、作業療法士、ご家族、など12名の方が受講されました。
 前半の講義に続いて、コミュニケーションのとり方をロールプレイで練習し、午後には失語症の方と1対1での会話実習を行ないました。会話実習の持ち時間は1人につき20分でした。始まる前は、「えぇー(長い)!」という声が受講生からあがりましたが、いざ始まると会場中に笑い声が広がり、あっという間に過ぎたようでした。
「実際の失語症の方と会話する機会がもててよかった」、「日常の臨床に活かし、様々な方とコミュニケーションをとりたい」、「失語症への理解を区民の中にも拡げていきたい」といった感想を頂きました。

フォローアップ研修会開催
2012年2月18日 新宿首都医校北校舎

 フォローアップ研修会無事終了しました。23名の参加者がありました。10名位の方たちが12時半ごろ見えて、お弁当を一緒に食べながら、歓談しました。-音読アプリやIPTalk, IPadの地図などの説明をくれて、わたしたちは実際にさわったりしました。50音表による打ちこみもタッチパネルで便利です。
 今年は会話パートナーの基礎を学びたい、という要望を取り入れました。4つのグループに分れて、1時半からは「まずい会話パートナー」のDVDや実演を観察、検討しました。切り取られた場面でわかりずらい時もありましたが、日ごろの接し方の反省になったと好評でした。
 3時からは交流会。そのままの小さいグループでほぼ1時間自己紹介と自分の活動の様子を話してもらい、4時からグループで出た疑問、葉書に書いてあった質問を話-しあいました。
 地域で活動を拡げたいがどうしたらいいのか、失語症の様子がよくわからない初対面の人に対しどのように対応したらいいか、パートナーとしてのモチベーションがさがっているがどうしたらいなどの質問がありました。先輩CPさんがよい意見を出して-解決の糸口になったようでした。いつもよりたっぷり時間をとりましたので、よく交流できたようです。全体で20分オーバーし終了しました。
 年に2回ほど交流会をやりたい、というかたが半数ほどいたので、来年はまたミニ研修会もできればいいと考えています。
「2011年度 失語症会話パートナー養成講座」終了
2011年10月1日〜11月26日 (講習5回+研修1回) 
新宿首都医校北校舎

2011年度の「失語症会話パートナー養成講座」は11月26日に無事終了し、11名の失語症会話パートナーが誕生しました。今期も、昨年度の引き続き、「少人数・
実践的・親切丁寧」をモットーに、下記の内容で実施しました。受講者の皆様はとても熱心に学ばれ、終了時のアンケートでは、「ステップを踏んで丁寧に教えて頂いたので安心してひとつひとつ覚えられました」「講義だけでなく演習が多いのがよかったです」「短期間で失語症に対するゼロの知識が深まり、実際に失語症の方と接することによって関心が広がっていきました」「この内容なら受講料は安いです」「受講して本当によかったです。微力ですが協力させて頂きたいです」といった感想を頂戴しました。
 修了された皆様は、早速、和音のサロンや失語症友の会などでボランティア活動を始めて下さることになっており、失語症の方の頼もしいパートナーとして活躍されることが期待されています。
≪講座内容(全5回)≫ 
第1回 『失語症について』『失語症会話パートナーとは』
第2回 『コミュニケーションの工夫と手段@』
第3回 『コミュニケーションの工夫と手段A』『失語症の人との実際の会話練習@』
第4回 『失語症から起こる様々な問題』『失語症の人との実際の会話練習A』
第5回 『リハビリや社会資源について』『コミュニケーションの工夫と手段B』『講座のまとめとボランティアの心得』 修了証授与
*研修は、講座期間中に失語症友の会や会話サロンを1回見学する
講座「失語症の理解とケア」Bコース開催
2011年12月10日 新宿首都医校北校舎

12月10日(土)、首都医校北校舎にて今年度2回目の講座「失語症の理解とケア」が終了しました。当日は、介護職員、作業療法士、ケアマネージャー、ご家族など19名の
方が受講されました。
 前半の講義に続いて、コミュニケーションのとり方をロールプレイで練習し、午後には当事者との会話実習を行ないました。
受講生の方たちからは、ロールプレイで「自分が失語症役を行なうことで、相手の気持を考えるという基本姿勢を改めて考え直しました」、会話実習を終えて「自分の接し方に少し自信がもてた」、「良い経験になった」、「明日の臨床に活かしたい」などのご意見をいただきました。
 本講座の特徴の一つである会話実習は、初対面の失語症の方との会話ですので、はじめは緊張される受講生もいらっしゃるようでした。しかし、実習が始まると次第に笑い声が溢れ出し、終わってみると「もっと会話を体験したい」というおっしゃる方が大勢いらっしゃいました。

ご家族のための失語症セミナー
2011年9月11日 新宿区立障害者福祉センター

9月11日、第6回 ご家族のための失語症セミナーを実施しました。発症後間もない方からすでに20年近くになる方まで幅広い年代のご家族が参加されました。それぞれの経験や悩みを語りあい、利用できる制度や病院の情報などを交換し、簡単にできるコミュニケ−ションのコツも学ばれました。

高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー開催
2011年7月3日 立川市女性総合センター・アイム

7月3日(日)立川市女性総合センター・アイムにて、立川失語症さくら会との共催で「高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー」が開催されました。定員を上回る60名余りの方が参加されました。講義では、聴覚障害、認知症、構音障害、失語症、それぞれのコミュニケーション障害の特徴の説明や障害を補う機器の紹介があった後、実技を交えて障害に合わせた会話のコツの指導がありました。参加者からの感想は、「補聴器以外の補助機器があるのをはじめて知った」、「コミュニケーションには言葉だけでなくジェスチャーも大事だと学べた」など具体的なものの他、専門職の方からは「さっそく明日からの仕事に実践していきたい」、「専門知識の少ない方たちに対し自分自身がアドバイス・説明すべき領域のヒントを得た」などの嬉しい感想を多数いただきました。

講座「失語症の理解とケア」Aコース開催
2011年6月25日 新宿首都医校北校舎

6月25日(土)、首都医校北校舎にて講座「失語症の理解とケア」が終了しました。今年度から内容をギュッと凝縮し1日の講座としての開催です。
 募集20名のところ30名を超すお申込みをいただきました。
定員を増やし、当日は、介護職員、歯科医師、作業療法士、の方など26名の方が受講されました。
 講義のほか、ロールプレイ、当事者との会話実習と、参加型のプログラムに、皆さん積極的に参加され、真剣ななかにも、笑い声があふれていました。受講された方からは、「これまでは回復ばかりが気になったが、今の状態を受け止め新しいスタートを切りたい」(ご家族)、「ロールプレイ中心の講座がなかなかなく、とても良かった」(ケアワーカー)、「明日からの臨床に役立てたい」(作業療法士)などのご意見をいただきました。写真は、当日各グループで会話実習のお相手を務めてくださった失語症講師の方々です。

 今年度2回目の講座は12月10日に行ないます。ご受講をお考えの方は是非お早めのお申込みをお待ちしております。

失語症の方のご家族のための
サポートセミナー開催
2011年1月23日 新宿区立障害者福祉センター

1月23日、第5回 失語症の方のご家族のためのサポートセミナーを実施しました。
今年は比較的ご高齢の失語症の方を身内にもつご家族が多く、熱心に情報交換をしたり、悩みを語り合ったり、外の寒さを忘れる熱気でした。

「失語症会話パートナー養成講座」
今年度無事終了
2010911日〜1113日 (講習5+研修1回) 
新宿首都医校北校舎

 今年度の「失語症会話パートナー養成講座」は11月13日に終了し、13名の失語症会話パートナーが誕生しました。養成講座を始めて11年が経過した今期は、講義内容はそのままに、講座の形態を試行的に見直し、受講者の定員を15名に半減、期間も半年近くかけていたものを2カ月で終了するように実施しました。受講者の皆さんは、隔週土曜日の午後に3時間半、全5回の講習会に参加しなければならず、大変だったと思います。しかし、終了時のアンケートには、「少人数で指導を受けることが出来て大変勉強になった」「和やかな雰囲気の中で、充実した講習を受けることが出来たことに感謝します」「今まであった不安がなくなり、失語症の方との会話を楽しめるようになった」など、私どもが目指した“少人数”“実践的”“親切丁寧”が伝わる感想を頂戴しました。

 また、「失語症の方の思いを知った者として、これから少しでも力になりたい」「失語症について社会の理解を深める事が大切だと感じた。今後ボランティアを通して、何かしらお役に立つことができれば嬉しい」「失語症の方の笑顔が増えるように続けていきたい」など、今後の活躍が期待できる頼もしい感想も多く寄せられました。

≪講座内容(全5回)≫ 
第1回 『失語症について』『失語症会話パートナーとは』
第2回 『コミュニケーションの工夫と手段@』
第3回 『失語症から起こる様々な問題』『失語症の人との実際の会話練習@』
第4回 『コミュニケーションの工夫と手段A』『失語症の人との実際の会話練習A』
第5回 『リハビリや社会資源について』『ボランティアの心得』 修了証授与
*研修は、講座期間中に失語症友の会や会話サロンを1回見学する

「失語症の理解とケア」Aコース開催
2010年8月21、28日 新宿首都医校北校舎

今年は、講座「失語症の理解とケア」を同じ内容でAコース、Bコースの2回行います。その第1弾、Aコースが8月21日(土)、28日(土)に新宿の首都医校北校舎にて開催されました。看護師、介護士、ご家族など23名の方が参加されました。
 講義の他に、コミュニケーションの取り方を学ぶロールプレイ(演習)、2日目の午後には実際に「失語症の方との会話」を行っていただきました。2〜3名の受講生に対し1人の失語症の方が会話相手を務めてくださり、実践方式での講座は終了しました。受講された方からは、「わかりやすい講義でした」、「実際に失語症の方とお話できるのがとても良いと思います」、「1日目の講習後、施設の利用者とメモをしながらコミュニケーションを図ったところ『ありがとう』と言われて胸がギュッとなりました」などの感想が寄せられました。

 Bコースは12月4日(土)、11日(土)です。皆様のご参加をお待ちしております。


高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー開催
2010年7月 4日 かつしかシンフォニーヒルズ別館


7月4日(日)、かつしかシンフォニーヒルズにて「高齢者のコミュニケーション障害サポートセミナー」が開催され、約50名の方が参加されました。講義では、聴覚障害、認知症、構音障害、失語症、それぞれのコミュニケーション障害の特徴の説明や障害を補う機器の紹介があった後、実技を交えて障害に合わせた会話のコツの指導がありました。参加者からは「内容が一般の方(医療関係者以外)にもわかりやすい」、「病気の事をふまえたコミュニケーション方法を学ぶことが出来、より実践的なセミナーでした」、「今後の仕事に役立てる事ができる」、「もう少したっぷり時間をかけて各々についてより深いお話を伺いたかった」などの感想が寄せられました。


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